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お墓の良し悪し:建墓の要目
先祖への追善供養は、先祖へのものであると同時に生者のものでもある。
墓とは、生の帰結であると同時に永遠の世界への参入であると言う意味において、生と死を結ぶ紐帯に他ならない。
いいかえれば、われわれの『生』の中には先祖の血が躍動し、われわれの『死』は子孫たちに
よって永遠に継承されていくのである。
このように、墓を永遠の感得の場であると考えれば、
今日あることを先祖のおかげと感謝し、
やがて寿命が尽きればそこに自らが帰入し、子孫に
伝えていく安らぎの場であるという報恩の気持ちで墓を建てればよいことになる。
墓に吉相、凶相があるわけはなく、(墓を通して)永遠の生命を感得する場に
ふさわしい墓を建て、かつ供養を怠らないことが建墓の要目である。
−謹写−
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